転職時の自己分析のやり方

転職時の自己分析のやり方

 「そもそもなぜ自己分析は必要なのか」
 「具体的に何を考えれば良いのか」

など転職時の自己分析のやり方について考えます。

転職時に自己分析をおこなう必要性

転職時の面接は、自分をアピールする場です。
自分の何を売り込むのか、何で貢献できるのか、どういう成功体験があるのかなどを端的に分かりやすく伝えます。
そのために自分を客観視して内省し、アピールポイントを整理するのに行うのが自己分析です。

また自己分析は、自身の現在の状況、転職の目的、将来のプランを明確にすることにも役立ちます。それらがハッキリと見えてくれば転職へのモチベーションも上がり、職場探しや転職準備もスムーズに進むことでしょう。

自己分析は、転職活動をはじめる際の第一歩です。

自己分析のやり方 ~考えておくべきこと~

自己分析は次の項目順に沿って考えるとスムーズです。面接時のトークや履歴書にもそのまま転用できます。

  1. キャリア、経験
  2. 知識、スキル、資格
  3. 得意分野、長所と短所
  4. やりがい
  5. 転職の動機
  6. 未来の志向、目標

キャリア、経験

社会人になってからこれまでのキャリアを振り返って整理します。
どんな仕事をしてきたか、職務内容と職種を明確にします。対人関係も振り返ります。個人なのかチームなのか、チームには同僚や上司・部下が何人ほどいるのか、チーム外でやり取りする人や会社の規模、頻度なども書き出すと分かりやすいです。

どんな仕事をしてきたか、職務内容と職種を明確にします。対人関係も振り返ります。個人なのかチームなのか、チームには同僚や上司・部下が何人ほどいるのか、チーム外でやり取りする人や会社の規模、頻度なども書き出すと分かりやすいです。

2. 習得した知識、スキル、資格

どんなスキルや技術、知識を身につけてきたか、たとえキャリアが浅くても、どんな些細なことでも良いので、自分には何ができるのかをリストアップしてみます。

前職のみならず、学生時代やボランティアで培ったスキルでも問題ありません。取得した資格があれば国家資格、民間の認定資格に限らず抽出します。

3. 得意分野、長所と短所

得意分野はその人の性格的なところでも良いですし、キャリア・スキルを考える延長線上で、多く経験したことや自信がある職務を得意分野としてもかまいません。

⇒物おじせず誰にでも話しかけられる性格であれば、話術を
⇒ 商品の棚卸が得意であれば、正確性・スピード・集中力を
それぞれ得意分野として挙げることができます。

自分の長所と短所についても考えてみます。
これは志望動機などとともに、面接でも聞かれることの多い項目のひとつでもあります。
長所と短所を挙げていくと、自分の強みと弱点が分かってきます。長所はそれを仕事でどう活かせば良いのか、短所はそれをどのようにカバーしていくべきなのかまで考えておくと、面接時に説明しやすくなります。

4. やりがい

仕事に対する前向きでポジティブな一面を具体化する作業です。
先ほどの「得意分野」と「やりがい」が、新しい就職先の選定に重きをしめることになると思います。

前職で楽しかったことや達成感を得た経験を掘り起こします。

5. 転職の動機

転職の動機にはいろいろあると思います。
そして動機の中には必ず1つ以上ネガティブな要素があるはずです。ポジティブ100%で転職する人はいません。
(ネガティブ100%転職という方は多くいます)

自己分析の段階ではネガティブ・ポジティブ含めて洗い出します。

6. 未来の志向、目標

将来どうなっていたいのか、次の職場では何をしたいのか、目標を設定します。

セミナーや研修などでは、
・老後や30年後など遠い未来の自分を想像して、そこから直近まで逆算する手法
・5年区切りで目標を定める方法
・仕事だけではなく、結婚や出産、プライベートなことも含めて考える方法
など、いろんなアプローチ方法が教えられています。

いずれにせよ「転職した後の次」くらいまでは考えておきます。
「転職した先の会社でどうなる」
「転職した先の会社では5年後どうなっている」
を想像します。



自己分析を行う際の注意点

自己分析をおこなう際の注意点

自己分析は、以下のことに注意するとより効果的です。

考えたことは紙に書いて残す

自己分析は、頭の中だけで考えて完結させてもあまり意味がありません。
紙に書く、あるいはパソコンでテキストにする、スマートフォンでメモをするなどして形に残します。

まず、頭のモヤモヤを文字としてアウトプットする。

次に、書き出された「自分」の性格を客観的にインプットする。


この作業が大事です。

1度目では内容が薄くても、考えが足りない点や一度書き出したあとで思い出したことなどを肉付けしていけば問題ありません。
また、1~6までの内容に繋がりがなくても問題ありません。転職を検討しはじめた1番自然な心境が残っているはずです。

この自己分析を組み立てることで、履歴書や面接対策にそのまま利用することができるようになります。

第三者から意見をもらう

ある程度ブラッシュアップが終わったら、できれば第三者に見てもらうのが〇。転職アドバイザーや職安のスタッフさんなど、転職の相談をできる人であれば誰でも大丈夫です。

書き出した自己分析シートを見てもらうか、自分の長所や短所、自分が考える将来ビジョンについて話をして、感想をもらうだけでも大いに参考になります。
自己分析を行い、自分で考えを整理してから第三者に話すことで、面接のシミュレーションになるという側面もあります。「他人の目」を活かすことで、客観的な自己分析が行えるようになります。また話している最中に「やっぱり違うな」ということも出てくるものです。


転職時の自己分析のやり方